Mさんインタビュー

入学したきっかけ

幼少期の病気がきっかけで医師を志し、その後フォーラムや講演会を通じて宮崎の医師不足を知りました。医師になって何がしたいかを考えた時に生まれ育った宮崎の役に立ちたいと考えるようになりました。宮崎大学は地域医療に力を入れているため、宮崎大学で学ぶことは将来のためになると思い入学しました。

今学んでいて一番面白いこと

今学んでいて一番面白いことは解剖学です。講義自体は昨年から始まり、今年から講義に加え実習が始まりました。これまでプリントや教科書で勉強してきた知識を元に、実際にご献体をみて勉強していくのはとても面白いです。

1、2年で学んだこと、思い出深いこと

私が一番思い出深いと思っていることは、一年時の冬に田野病院であった地域医療ガイダンスです。そこで私は実際に患者さんの部屋に行って30分ほどお話しさせていただく機会がありました。その方のお仕事、好きなこと、病気のことなど色々なことについてとても親身にお話ししていただきました。私にとってはこれが医学生として患者さんと接する初めての機会で、将来患者さんと向き合う者として「これから頑張らないとな」と強く思った体験でした。

これから学んでいきたいこと、挑戦したいこと

日頃からコツコツ勉強して様々な医学知識をしっかりと身につけていくのはもちろんのこと、講義以外にも体験実習や勉強会があれば是非参加して医療現場の雰囲気を低学年のうちから肌で感じていきたいと思っています。

地域医療・総合診療について思うこと

私は将来「総合診療医」になりたいなと考えていて、というのも医師について調べていく中で幅広い分野を診ることのできる医師はかっこいいなと思ったからです。また総合診療医の幅広い分野をカバーできるという特徴は医師少数化、偏在化が問題となっている宮崎の地域医療の中では非常に強みになると感じています。