Nさんインタビュー

入学したきっかけ

延岡高校のメディカルサイエンス科に在学しており、将来は医師になって日之影町に戻り、貢献したい思いがありました。メディカルサイエンス科では実習の機会もあり、高校在学時から実習にも参加していたのですが、延岡の研究センターで医療人を育成するセミナーに参加した際に、吉村先生から直接大学のお話を聞き、すごく魅力的だと感じました。

これまでの学校生活で学んだこと、思い出深いこと

1年
(地域特別枠での参加のため)1年生から地域の実習に参加させてもらう機会があり、実際に地域医療の現場に出向かせていただきました。セミナーなどにも参加し、すごく楽しく学習できたことを覚えています。

2年
解剖実習学があり、今でもすごく印象に残っています。

3年
総合医療家庭医療の学会に参加したり、2泊3日で、椎葉村や、延岡の港町などへ実習に出向き、それぞれの地域でどのような医療を行っているのかを知る機会になりました

4年
前期は臨床試験の勉強、座学、テスト。後期からは実習。
テストはすごく大変ですが、それをクリアしたからこそ、座学で勉強したことを実際に実習で活かせる場面がたくさんあると感じています。難しさもありますが、学びも多いですね。

一番思い出に残っていること

実際に体を動かすことが好きなので、解剖学実習や地域実習など、実際に場所に出向いて行う実習がとても印象に残っています。また、地域医療ガイダンスに毎年参加することで、その年の自分の知識量や経験値によっても感じることが変わるのが面白いですね。
その年の医療を違う視点で見ることが出来るのが、思い出に残っています。

地域医療でやること

病院・介護の施設をまわり、バイタルをはかったり、健康教育(健康を維持するため)外来対応の見学をしたりします。上級生になると診察を行うこともあり、地域によっても異なりますね。

これから学んでいきたいこと挑戦したいこと

卒業後は、初期研修を宮崎県内で行うことが決まっており、今後は、宮崎の地域医療により深く関われるプログラムに参加したいと思っています。また総合診療医に大変興味があるので、そちらの道に進みたいですね。

地域医療•総合診療について思うこと

地域医療は地域に寄り添うお医者さんだと思っており、地域に住む人々だけでなく、この地域だからこそより多く現れる疾患なども含めて治療していくことが大切だと思っています。

学校で一番面白いこと(魅力)

宮崎市立田野病院で「むちゃぶり道場」(希望者だけの実習)という活動があり、低学年でもある程度やりたいことを学習できる環境があることで、モチベーションを高く維持できると思います。他の学校では聞いたことのない魅力だと感じています(ただし、希望者だけの自主的な実習)。